2020年もあと数日。
今年はやはり新型コロナウイルスに尽きます。
まさか、こんな年になるとは年の初めには予想もしていませんでした。
そして、それは今も同じで、一か月前、一週間前、で、様々な状況が一変しています。
なんだかな。
今年は15回目の公演を行う事が出来ました。ご来場のお客様改めて感謝申し上げます。今となっては、良いタイミングであったと思います。緊急事態宣言が解除され、県内での感染報告はなく、動き出し、感染の広がりはごくごく限定的でした。
我々企画する側も、お客様にとっても、まだ、GOのタイミングでした。
では今、同じことを企画出来る状況にあるのかな?わかりません。わからないというか難しい方が強いかも。
ああ、来年も10月にさくらホールを予約してしまったけど、どうしましょうか。
まずは自分が元気でいるしかないんですが…
天体望遠鏡来年で20周年でございます。
まあ、それがどうということではありませんし、周年企画も特に考えていませんが、取り敢えず区切りとして。
20年、15回の公演を経て、ようやく、気持ちだけでは乗り越えられない壁や、思いだけでは、表現出来ない事を、思い知りました。
自分を肯定したくて始めた演劇ですが、今は、「現状」を肯定したいと思っています。どんな「今」にも救いや希望があると、やっぱり僕は思いたいし、僕だけのやり方で、それが実感できる一瞬を舞台上に立ち上がらせたい。
傲慢で夢見がちですが、それが僕の居場所と信じています。
今年も天体望遠鏡及び私川辺にお付き合い頂きありがとうございます。
月並みですが、来年もよろしくお願いいたします。
皆様、健やかに新年をお迎えください。
ではでは。
天体望遠鏡 川辺健