15年

前からyoutubeに投稿していた事、天体のHPを最近頻繁に開くようになり、気がつきました。

結構いろんな事に手を出しています。

画質、編集、そもそもの練習不足からくるテンポ感、全て荒いんですが、これ気持ちわるいけど、自分で作った物を自分で楽しめる、なんなら笑える、そんなポジティブな一面が、僕の長所だと思います。

一番最初の映像部

youtu.be

 

このお話を解説すると、この当時、船が座礁し、救命イカダかなんかで、漂流して、しばらくして助かった人のニュースがありました。食べ物があったりとか。

そこから着想を得て、漂流中、ドラえもんが来てくれたのに、出す道具はポンコツばかりって感じの話。

もっと練習して、会話のテンポを上げ、道具やセットのレベルも上げれば、もう少し見やすく、面白くなるの…にと思いますが、あの頃の僕の精一杯。

 

懐かしいし、僕は好き。

 

 

スカイハイ

昔見て、面白かったDVD、また見たいと思って、レンタル店を探したけれど、置いてなかったものが、ホームセンターで売っていて、思わず、買いました。

 

税込304円。

 

詳しい事は、省略しますが、これって、小劇場や、アマチュアの、芝居を見に行く、感覚に、似てるなと思ったんです。

 

有名所でさえ、飽和状態や、サブスクの煽りで、レンタル店から溢れ、場所違いのホームセンターに、流れ着く事はありましょう。

 

でも、基本、値付け含め、彼等の亜流感や、ヒットしこねた、くすぶってる、発見されてない感じ、コレは、あると思います。全てとは言いませんが。

 

その感じ、おこがましいけど、自分とダブります。

 

ただ、その中に、きとくな誰かが、僕は、好きだ、大好きだ、人生が、変わった。

 

いいすぎかも、しれませんが、ガレージセールのDVDの中にも、アマチュアの活動にも、何処かの誰かの琴線に触れ、かけがえのない一本になる可能性がある。

 

それは、ノミの市で、本物に当たる可能性に似ていますが、そんな、万分の期待にこそ、僕らの活動は、支えされていると思うんです。

 

たまに、当たりがある。

 

その当たりを毎回、目指したいとは思いますが。きっとそうでもないんだから。

 

そんな、ギャンブラーや楽天家に、支えされていると、思って活動するか、しないか、その眼差し、大事よねー

若さ

若さってなんだろと思い、自分を省みると、根拠のない自信だと、思うんですね。

 

なんで、あんなのが、チヤホヤ、評価されているんだ、自分なら、もっと。あいつがああなら、オレは、もっと。

 

この根拠も、裏付けもない、万能感。貯めたパワーで、思いの強さ、斬新と信じるアイデアで何とかなるっしょ、ってメチャクチャな自信や勢い。

 

が、若さだと思います。

 

それ、今の僕にはないから、そもそも羨ましい。

 

で、やってみたけど思ってたのと違う。

現実に打ちのめされ、イメージしていた通りいかないギャップに、愕然とする。

 

近道や、最短距離を、目指したけれど、それ、実際は遠回りで、そもそも力が備わっていない事に気づく。急がば回れ。なるほど…それが身に染みたのが、最近だからトホホ。

そんな感じで、今は基本、基礎が、1番大事だと思います。聞き取りやすい言葉を発する、だとか、そのセットと客席の配置は、的確か、とか。

 

 

 

この5か月位で読んだ本

どれも面白かったんですが、誰かに1冊おススメするなら、早見和真、ザ・ロイヤルファミリーです。

ドラマや映画や演劇もですが、あんまり、感動する事が少ないのですが、久々にページをめくる手、震えながら読みました。

山本周五郎賞にハズレなし。

 

もう30年以上前、週2冊は小説を読んでいた頃、あの当時と比べると、今の小説、全体的に文章がリズミカルで読み易くなっている印象があります。

ラソンの苦しさから、ジョギングの爽快感へみたいな。まあ、なんだか良くわからないけど、最後まで登り切った山、のような達成感は、昔の読書体験の醍醐味でも有りましたが。

 

いずれ、今の小説は、僕にとっては1番のエンタメかなと思います。

 

はい。

 

もやもや、じゅくじゅくしていたいくつかの事

久々にこちらのブログを書きます。

昨年の公演が終わり、まあその前からでしたが、もやもやしたり、反省したりしていたいくつかの内の一つ、僕自身の「X」の使い方や向き合い方について。

 

公演の宣伝用と思い使っていた「X」ですが、いわゆる「天体望遠鏡の公式X」でありながら、僕、独自のつぶやきみたいなものが混在し、まあ全然影響力のある、つぶやきでは、ありませんが、酔った勢いで、主観にまかせた発言もしていて、これはいけない、どこかで線引きしないと天体のメンバーに迷惑が掛かるよねと、常々思っていました。

 

ただそんなのも含め、たまにやらかすのが「味」だよね…半ば開き直って、そこに胡坐をかいていたことも本当です。良しとしていました。

そんな自分への甘えも込みで、面倒くさいけど、もやもや、していました。

 

公私混同の中11年目に突入した天体望遠鏡の「X」利用、やはりここは明確に線引しないとね…

 

なので、今後は「公式」な情報宣伝等のみに利用します。まあそれが有るべき姿ですし。宣言するまででもないけどね。

飲酒運転しません!痴漢しません!みたいな。

 

まあここに書かなくても、言わずに実践しろと思いますが、なぜわざわざ書くかというと、僕自身日々の「X」とは距離を置きたいなと、これもしばらく前から思っていました。

 

公演等の宣伝として広く情報を発信する手段として「X」は有効だと思いますので、それすら辞めるとは言えません。公演がある際は今後も宣伝の一つとして活用したいですが、取り敢えず、自分のスマホから手軽に投稿したり、他のつぶやきを追ったりする事からは、距離を置こうと思います。

 

で、書きたい事は、ここのブログで好き勝手書く、そのスタンスが自分には合っているし、あとでつぶやいた言葉に自己嫌悪になったり、閲覧数やいいねに一喜一憂してみたり、見ず知らずの人の、成功や失敗に心をすり減らしたりする事が、今よりなくなると思います。

 

 

だからなんだ。

 

ですが、そんな感じでこちらを充実できたらとおもっています。

 

 

 

 

 

 

 

公演台本

先週末に行いました天体望遠鏡第18回公演「アノ箱舟」全4ステージ終了いたしました。ご来場のお客様、公演成立にご尽力いただきました皆様大変ありがとうございます。

 

打ち上げでは飲みすぎる事もなく、久々に反省のない飲み方が出来ました。

 

公演が終わり2日が経ちましたが、まだ水の中を漂っているような、心持ちで、なにかが抜けきれません。単純に疲労かもしれません。

 

公演一週間前でも、チケット予約が伸びず、どうしようかとあたふたしていましたが、ラストステージに関しては、予約数の倍程のお客様にご来場頂き、感謝の気持ちで一杯です。

 

肝心の公演の内容につきましては、様々ご感想、あるかとは思います。

もっとこう出来たかも…と自分の力不足を感じます。

 

 

ただ公演時間70分と宣言しながら、練習で一度も70分を切れなかった通しタイム、本番で70分を切り4ステージ出来た事、これだけは、揺るがない結果だと、これまでの道のりや役者の皆さんの成果、誇らしく感じています。

 

どうしたらいいか、全く見えていなかった台本のト書きも、ホールスタッフの皆様のご協力で形に出来て、音響卓から見ていて、なんだかジーンとしてしまいました。

 

軽トラ5台分の荷物も、4間×7間分の平台も、やっぱり必要だと思えた瞬間でした。

 

16年前出来なかったいくつかが出来るようになったのは、やはりスタッフ力が増したことが大きいと思います。本当に必要か?ってリクエストにそれ以上応えてくれるスタッフの皆さんのお陰です。神は細部に宿る、なるほど。

 

公演が終わり、毎週末の練習がないと思うと、とてもさみしいです。

日曜日、昼からプシューの生活に戻ります。

 

さて、毎回需要があるかどうかわかりませんが、今回の公演台本公開します。

今回はこんなお話でした。

 

アノ箱舟

 

来年何をやるかは全く決まっていませんが次も見たいですという有難いお言葉を糧に、準備します。

 

皆様、ありがとうございます。

また、お会いしましょう!

 

天体望遠鏡 川辺健